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対談・座談会
出会いは15年前のインターン。阿吽の呼吸で走ってきた共同創業者2人が語る、AGE technologiesの現在地。

こんにちは、AGE technologies 人事の福元です。
今回は、代表取締役社長の塩原と、専門役員(テクノロジー担当)の黒川による対談をお届けします。
共に関西の大学出身で、学生時代の長期インターンで出会い、上京を経て起業に至った2人。どのような経緯でタッグを組み、どんな壁を乗り越えてきたのか。
お互いの強み・弱みから、AGE technologiesが目指す未来まで、ざっくばらんに語ってもらいました!
15年前、20歳の長期インターンで出会った2人

―おふたりは、いつ頃、どんなきっかけで出会ったんですか?
塩原: 大学3年の春、20歳の時ですね。もう15年前か……。
黒川: そうそう、ちょうど15年前。 僕らの頃は大学3年の12月に就活サイトが解禁で、早い人は春から動き出していました。6月頃に周りがインターンに行き始めて「ヤバい、僕も動かなきゃ!」と焦って見つけたのが、とある企業のインターンシップでした。選考を通った学生4人のうちの1人が塩原だったんです。
当時のインターンって1dayや週末開催の短期が主流だったんですが、僕らが参加したのは「半年間の長期インターン」。選ばれた学生4人とメンター1人で実際に事業を立ち上げるという、かなり攻めた内容でした。時給も発生していて、今振り返っても画期的な環境でしたね。
塩原: 当時は内定者向けを除けば、長期で有給のインターンなんて滅多になかったからね。
「阿吽の呼吸」と「ドライな距離感」の絶妙なバランス
―初めて会ったときのお互いの印象はどうでしたか?
塩原: 最初は「真面目で大人しそうな人だな」と。 でも実際にインターンが始まると、自然と黒川がファシリテーションする場面が多くて、「全然大人しくない、めちゃくちゃ仕切り上手だな!」と印象がガラッと変わりました。
僕自身も大学では前に立って仕切るタイプだったんですが、黒川に任せると議論が気持ちよく前に進む。ただ、就活生としてはライバルでもあったので、「どこで勝てるだろう」と常に意識していましたね。
黒川: 僕は「自分とは違うリーダーシップの取り方をする人だな」というのが第一印象でした。 僕は論理的に道筋を立てて、全員の意見をまとめながら正解に導くタイプ。
一方の塩原は、熱量と巻き込み力で一気に持っていくタイプ。インターンの選考中、グループディスカッションで自然と中心人物が決まっていく空気の中で、「お互いやりそうだな」と意識し合っていたのを覚えています。
塩原: 実際にチームを組んでからは、議論で揉めることも一切なくて。「一を言えば十伝わる」感覚で、特に黒川とは最初から阿吽の呼吸でした。
とはいえ、プライベートで頻繁にご飯に行ったり遊んだりする仲ではなかったよね。根っこの仕事観や価値観は似ているけれど、趣味は全く違っていたので。
黒川: それは今でも変わらないね(笑)。
塩原: たしかに(笑)。お互いプライベートに踏み込みすぎない、心地いい距離感はずっと続いています。
4年間の準備期間を経て、「この人と起業する」と決めた瞬間

―その後、どのような関わりを経て起業に至ったのでしょうか?
黒川: 大学3年の冬にインターンが終わって、目指す業界が違ったこともあってしばらく連絡は取っていませんでした。
塩原: 黒川は大手SIerへ、僕はIT広告代理店へ。状況後、社会人1年目の冬に僕から連絡して、そこで初めて2人でご飯に行ったんだよね。
黒川: 新宿のお好み焼き屋ね! 何を話したかは細かく覚えてないけど、塩原からいつもの熱い話をされたのは覚えてる(笑)。就職後も2人とも東京配属だったので、定期的に近況報告をしていました。
塩原: その頃から僕は「数年後には起業したい」と考えていて。 ただ、いきなり起業したわけではなくて、2018年に創業するまでの約4年間、同世代の仲間5〜6人で集まって、週末にWebサービスを作ったりしていました。
エンジニアとして働いていた黒川にも声をかけてチームに入ってもらったんですが……当時は事業としては全然うまくいかず、結局、チームは解散しました。
その後、僕自身がスタートアップへの参画や非IT領域への転職を経て、ビジネスプランと方向性が固まったタイミングで、改めて黒川に「やりたいことがあるから会おう」と連絡しました。
黒川: 塩原が事業領域やプロダクトの種を持ってきて、「まず形にしてみよう」と手を動かし続ける時期でしたね。 塩原が最初の会社を辞めてからずっと、起業に向けて着実に準備を進めているのを横で見ていました。
僕自身も当時エンジニア5年目で、「平均値を超えるキャリアを築きたい」ともがいていた時期。塩原の構想には常に刺激を受けていましたし、「いつかこの人と一緒にやるんだろうな」と心のどこかで準備していました。
塩原: でも、「土日に一緒にプロジェクトを回す友達」と「共同創業者」になるのとでは、覚悟の重みがまったく違います。
だからこそ、いつどのタイミングで本気で誘うかはかなり慎重に考えていました。中途半端に声をかけて関係を壊したくなかったですし。
覚悟のプレシード調達と、副業からのスタート
―最終的に、どのタイミングで本格的に口説いたのですか?
塩原: 2018年冬、創業前にプレシードで資金調達を実施したタイミングです。 過去のサイドプロジェクトの失敗から学んだのは、「資本と時間の確保ができないプロジェクトは熱量が冷めて瓦解する」という現実でした。だからこそ、まず資本というリソースを固めてから本格的なオファーを出しました。
黒川: お金がない、時間が割けない、だから熱量が冷めて空中分解する……というのはスタートアップあるあるですからね。
誰かが腹を括ってリスクを取り、退路を断って一歩踏み出さないと本物の事業にはならない。その覚悟が見えたからこそ、オファーを受けました。
とはいえ、最初の数ヶ月は副業で参画し、「今ここへ全ベッドすべきだ」と確信できたフェーズでフルコミットに切り替えました。
塩原: 僕は「やるなら絶対に黒川と」と決めていたので、最初からフルコミットでなくても全く問題ありませんでした。本当に一緒にやりたい相手には、ゼロ回答でない限り粘り強くアプローチし続けるべきだと思っていたので。
泥臭いオペレーションと、初めて売上が立った瞬間

―起業後、特に大変だったことや嬉しかったことは何ですか?
黒川: 誤解を恐れずに言うと、フェーズごとの課題があって「常に大変でしんどい」です(笑)。常に自分の能力の限界を超えるパフォーマンスを求められ続けますから。
塩原: 僕らは2人ともプロダクト・サービスづくりが大好きで、そこは大変でも全部楽しい。 でも、(至極当然の話しですが)会社である以上はサービスを提供し、利益を出さなければならない。
僕も黒川も親が商売人というわけでもなく、経営経験もゼロ。「自分たちがやっているのはものづくりであると同時に、シビアな商売なんだ」と直面したタイミングは、すごく考えさせられましたね。
黒川: お客様が増えるのは最高に嬉しい反面、仕事の質が激変しました。 僕らのサービスはリアルな手続きや煩雑なオペレーション業務が伴います。初期はオペレーションが追いつかず、お客様からお叱りを受けたり、問い合わせ対応だけで気付けば深夜になっていたり……泥臭い日々でしたね。
塩原: そこは僕の経営力不足が出た部分で、もっと前倒しで体制を整えられたなと深く反省しています。もし2回目起業することがあったら、次はもっとスマートにやるから任せて(笑)。
黒川: 期待してます(笑)。
逆に一番嬉しかったのは、「初めてサービスの対価としてお金が振り込まれた瞬間」ですね。着金の通知が届いた瞬間、オフィスの階段を一気に駆け下りて、1台のPC画面をみんなで覗き込んで。「うわ、本当にお金が振り込まれた……!」って。
塩原: スタートアップの映画みたいなシーンだったよね(笑)。 世の中にまだなかった価値を生み出し、必要としてくれた人から正当な対価をいただけた。あの感動は今でも原動力です。
あと個人的には、2020年に早稲田のマンションの1室に専用オフィスを構えたときも、「会社らしくなったな」としみじみ嬉しかったですね。それまでは自宅兼オフィスだったので(笑)。
似ている「推進力」と、対照的な「リーダーシップ」
―「似ているところ」と「異なるところ」を教えてください。
塩原: 似ているのは、「ゴールから逆算してロードマップを引く力」と、プロダクトやビジネスにおける「何がクールか」というセンス・美意識ですね。
それと、事業開発でも開発でも、プレイヤーとして集中したときの馬力の強さ。創業期はお互いの推進力に何度も救われました。
黒川: 抽象的なビジョンを具体的なタスクへ分解していく作業は、2人とも得意ですね。 逆に違うのは性格面。
僕は周囲の意見をじっくり聞きながら最適解を模索するタイプですが、塩原は圧倒的な「決断力」と「仕切り直し力」を持っています。昨日言ったことに固執せず、「違う」と判断したら即座に舵を切り直せる。その朝令暮改を恐れないスピード感は、僕にはない強みです。
塩原: スタートアップ初期の変化が激しい環境で意思決定をズルズル引き延ばすのは、会社の命(資金)を削る行為ですからね。間違っていたらすぐ認めて方向転換する。もちろん軽々しく諦めるのとは違いますが、「何も決めない現実逃避」だけは絶対にしないと決めています。
黒川: その決断力と、自分で決めた結果の責任を一人で背負い切る覚悟は、今でもすごく見習っています。 お互いに強みが違うからこそ、ドライな経営判断が必要なときも含めて、どちらかが欠けている部分を自然と補完し合えている感覚がありますね。
AGE technologiesが目指す未来

―最後に、AGE technologiesをこれからどんな会社にしていきたいですか?
塩原: 2018年の創業から今年で9期目を迎えました。直近3年で事業スピード・組織規模ともに急激に加速しており、社内には事業開発・組織づくりの両面で大きな打席(成長機会)が無数に転がっています。
「現状維持は後退」を肝に銘じ、圧倒的な成長を前提に走り続けられる組織をつくっていきたいです。
黒川: 20代で起業し、僕らも30代半ばになりました。
創業期の泥臭さや貪欲さを大切にしながらも、「日本を代表する超高齢社会のインフラサービスを創る」という強い使命感を持って、強い会社を育てていきたいと思っています。
歴史に名を残すサービスとチームを、ぜひ一緒に創りましょう!
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塩原さん、黒川さん、ありがとうございました!

プロフィール
専門役員 テクノロジー担当
黒川 智
京都大学卒業後、TIS株式会社に入社。社会インフラ企業やウェブ系大企業向けのシステム開発案件に従事した後、リブセンスにてプロダクトの保守開発に参画。2018年の創業期より当社に加わり、2021年、CTOに就任。2026年より専門役員 テクノロジー担当を務める。
▶︎最近ハマっていることは「アクアリウム」と「観葉植物」。身長190cm超えの大型プログラマー。
プロフィール
代表取締役社長
塩原 優太
新卒でIT広告代理店に入社し、Web広告の運用実務を経験。その後、アプリ開発スタートアップを経て、中小企業の相続・事業承継に特化したコンサルティング企業に参画。超高齢社会が抱える課題の深刻さと事業機会の大きさを実感し、2018年に当社を創業。
▶︎大阪市出身。サッカー経験者でポジションはセンターバック。尊敬する起業家は孫正義、藤田晋。ダウンタウン愛が強い関西人。
株式会社AGE technologies
2018年創業。「そうぞくドットコム」の開発・運営を軸に、不動産売買や生命保険活用など幅広いコンサルティングを展開。相続や終活にとどまらず、生前準備からその先まで、シニアや家族のライフイベントに寄り添う多様なサービスを提供。
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